2010年01月31日

「QCサークル活動」発表会を開催−東京都(医療介護CBニュース)

 都立病院と財団法人東京都保健医療公社の病院・施設では、患者サービスの向上と経営の効率化を目指して、職員らが具体的な業務改善に自主的に取り組む「テーマ別改善運動(QCサークル活動)」を実施している。東京都病院経営本部と同公社は1月26日、代表する18サークルが取り組みを発表する「改善提案2010〜医療現場での取組〜」を開いた。審査の結果、「寝たまま移動で素早く終えるMRI検査」のテーマで発表した神経病院のサークル「放射線安心させ隊」が、最優秀賞を受賞した。

 発表会には、都立病院と公社病院で今年度QCサークル活動に取り組んだ176サークルの中から選ばれた18サークルが参加。それぞれの活動の成果や課題などを発表し、同本部と同公社の担当者や、都立病院と公社病院の院長会、事務局長会、栄養科長会などの代表者ら14人が、テーマ選定の妥当性やプレゼンテーション能力などを審査した。

 最優秀賞を受賞した「放射線安心させ隊」はMRI検査に着目し、小児患者が薬剤による鎮静検査を安楽に短時間で終えるための方策をテーマとした。
 同サークルはこれまでの症例から鎮静を阻害するマイナス要因を分析し、改善策を考案。患者が鎮静に導入しやすいように、寝るまでは平らで柔らかなベッドで、検査時はそのまま移動できるよう移動用のプレートを組み込んだ安静ベッド「ぐっすり検査君」を作製した。
 9月の完成以来、50人余りに使用した結果、技師アンケートでは、使い勝手の良さ、検査時間短縮効果、固定の確実さなど、良好な意見を得ているという。

 審査結果発表後、病院経営本部長の中井敬三氏は、内容の良さに加え、「発表するグループの皆さんが明るく楽しげに取り組みを行っているということを非常にうれしく感じた」と述べた。
 また保健医療公社の帆刈祥弘理事長は、「今回はビッグヒットはないように感じたが、すべての活動成果が地に足の付いた、小粒だがいい内容ばかりだった」と講評。その上で、「QC活動の原点には思いやりの心がある」として、活動を行うほど、患者に対する温かい医療の提供につながり、「患者や地域住民から信用される病院づくりの礎となる」とした。

 このほか、入賞したサークルは次の通り。

優秀賞
 「いっちにじっさ〜ん(持参)」=広尾病院の「DPCアシスト隊」▽「大久保病院消耗品カタログの作成」=大久保病院の「ピンクの象」▽「総合的なCT検査プレパレーションの試み」=八王子小児病院の「alafifty」

敢闘賞
 「『ありそうでなかったこの一台』-患者さんにやさしいX線撮影補助具の作製-」=墨東病院の「チェアリーダー」▽「楽しい、おいしい小児食」=多摩北部医療センターの「ごはん大好きポニョポニョ」▽「選ばれる病院を目指して」=松沢病院の「劇団IJI」▽「もったいない!救出しよう〜期限切れ診材くん〜」=東部地域病院の「帰ってきた大改造劇的ビフォーアフター」

特別賞
 「ストレッチャー上での座位撮影補助具の作製」=駒込病院の「写楽」


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2010年01月29日

生活保護世帯に教育クーポン 反響 西宮のNPO法人 募金で達成(産経新聞)

 ■25万〜50万円、塾などで利用を

 経済的理由による「教育格差」解消のため、兵庫県西宮市のNPO法人「ブレーンヒューマニティー」が、日本初の学習支援活動に乗り出した。生活保護世帯の子供を対象に、塾や予備校などの教育機関で利用できる25万〜50万円のクーポンを提供する。募金活動を行ったところ目標金額に達し、不況に苦しむ家庭が直面する問題を解消する新たな手法として注目されそうだ。

 この取り組みは「子どもの貧困撲滅プロジェクト Chance for Children」。

 生活保護世帯の小学生から高校生が対象で、既に欧米で実施されている補助金政策「教育バウチャー制度」にヒントを得て考案した。

 利用先を学校以外の教育機関に限定したクーポンを配布し、利用者は提携先の予備校などでクーポンで料金分の講義を受講できる。受験を控えた高校3年生が50万円分、それ以外の子供は25万円分のクーポンを受け取り、同法人が費用を支払う。

 同法人は昨年11月、資金を確保するために募金活動をスタート。プロジェクトのメンバーが阪急西宮北口駅前やJR三ノ宮駅前などで協力を呼びかけ、初年度の目標金額約140万円を集めた。

 プロジェクトの代表で関西学院大4年、雑賀雄太さん(22)は「改めて貧困や教育について、多くの方が危機感を抱いていると感じた」と話している。

 2月8日から募集を開始し、書類選考や面接などで4人程度の子供を選考する。平成23年度以降は年間約20人のクーポン配布を目指す。

 問い合わせはブレーンヒューマニティー事務局(TEL0798・63・4441)。

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今滝さん、行方不明直前はタクシーを連日利用 神戸の女性講師不明事件(産経新聞)

 京都府綾部市の山中で神戸市中央区の語学学校アルバイト講師、今滝愛さん(33)とみられる遺体が見つかった事件で、今滝さんが行方不明になる直前、ほぼ連日タクシーを利用していたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。死体遺棄容疑で逮捕状が出ている無職の男(37)と携帯電話での通話が始まった時期と一致しており、兵庫県警葺合署捜査本部は、今滝さんが男らと交友関係を深める中で、トラブルに巻き込まれたとみている。

 また、遺体の状態が悪く、司法解剖で死因は特定されなかった。

 捜査関係者によると、今滝さんの携帯電話を調べたところ、行方不明になる約2カ月前の平成20年9月から、無職の男との通話が確認された。

 ちょうどこの頃から、今滝さんは連日のようにタクシーを利用。自宅から神戸・三宮駅や新神戸駅など近距離だけでなく、深夜から未明にかけて、大阪市内から自宅までの長距離利用も多数あったという。

 遺体の遺棄を無職の男ら2人に指示し、殺害に関与したとみられる中国籍の男(41)は当時、大阪市内に居住していた。捜索願が出された前日の20年10月30日未明にも、今滝さんがタクシーを長距離利用していた。

 今滝さんは中国出身で、14年に来日して日本人男性と結婚し、19年に帰化している。

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